「成分無調整豆乳」「調製豆乳」「豆乳飲料」の違いとは?

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大豆は栄養価が豊富で、美容や健康に気を使っている人にとって欠かせない食品です。とはいえ、毎日大豆を摂取するのはなかなか大変。その大豆を、飲み物として気軽に摂取できるのが「豆乳」です。ただ一口に豆乳といっても、「成分無調整豆乳」「調製豆乳」「豆乳飲料」に分けられます。今回はそんな豆乳について、両者の違いや料理に使う際の使い分けなどを解説します。

成分無調整豆乳とは?調製豆乳や豆乳飲料との違い

豆乳を買おうとして、紙パックに「成分無調整豆乳」「調製豆乳」などと記載されているのを見たことがある人は多いでしょう。この2つにどんな違いがあるのかご存じでしょうか。ちなみに、この2つ以外にも、「豆乳飲料」が存在します。この3つは日本農林規格(JAS規格)によって次のように定義されています。

成分無調整豆乳

そもそも豆乳とは「大豆から成分を溶出させ、繊維質を取り除いて得られる乳状の飲料」のことです。「成分無調整豆乳」とはその名の通り、大豆から作った豆乳の成分を何も調整しいないもののことでかつ、「大豆固形分が8%以上のもの」を指します。

調製豆乳の定義

調製豆乳とは、成分無調整豆乳に「砂糖や食塩、植物油などの調味料を加えた飲料」、かつ「かつ大豆固形分が6%以上のもの」を指しています。平たくいえば、豆乳に調味料を加えて飲みやすくしたものということです。

豆乳飲料の定義

豆乳飲料とは、調製豆乳に「果汁やコーヒーなどを加えて味付けした飲料」、かつ「大豆固形分が4%以上のもの(果汁系の場合は2%以上のもの)」をさします。こちらも平たくいえば、調製豆乳を身近な飲料と混ぜてさらに飲みやすくしたものということになるでしょう。

成分無調整豆乳・調整豆乳・豆乳飲料の味の違い

次に、成分無調整豆乳・調製豆乳・豆乳飲料の味の違いについて見ていきましょう。

無調整豆乳は大豆固形分が多い分、調整豆乳や豆乳飲料に比べて大豆本来の味が強いのが特徴です。大豆には青臭さやえぐみもあり、味が苦手という人もいるでしょう。そこで登場したのが、調製豆乳や豆乳飲料です。
調整豆乳や豆乳飲料は大豆が苦手な人にも飲みやすいよう加工されていますから、一般的にはこちらのほうがおいしいと感じる人は多いでしょう。もちろん「おいしさ」は個人の味覚なので好みによります。
少々クセのあるといわれる成分無調整豆乳でも、なかには青臭さやえぐみが抑えられ、飲みやすいものもあります。ぜひいろいろと試してみてください。

成分無調整豆乳・調整豆乳・豆乳飲料の栄養の違い

成分無調整豆乳・調製豆乳・豆乳飲料は栄養面ではどのように違うのでしょうか。含有成分の違いでは、大豆固形分が多いほど「大豆たんぱく質」「イソフラボン」「レシチン」「サポニン」といった大豆由来の成分が多いといえます。従って、これらに限っていえば無調整豆乳が有益でしょう。ただし、調整豆乳や豆乳飲料は製造段階で調味料や果汁を加えられている場合があり、大豆由来成分以外の栄養素が加えられていることがあります。

料理に使うにはどちらの豆乳が良い?

豆乳はそのまま飲むだけでなく、料理に活用できるところも好まれる理由でしょう。豆乳を料理に使う場合、果汁やコーヒーなどが加えられた豆乳飲料が適さないのはわかりますが、成分無調整豆乳・調製豆乳はどうでしょうか。
結論からいえば、何も加えられていない成分無調整豆乳のほうが、料理などで加工するのに適しています。

「大豆の味が強いと困る」「大豆の味が苦手な人がいる」などというときは、プレーンな調整豆乳を使用しても、大きく違いはないでしょう。しかし、調整豆乳は大豆固形分が成分無調整豆乳より少ないので、手作り豆腐を作ろうとしてにがりを入れても固まりません。調整豆乳を固めたいときは、ゼラチンや寒天を使うことになります。

栄養を考えたら「成分無調整豆乳」

健康にも美容にも良く、高い栄養価を誇る大豆。そんな大豆の成分を多く摂取するのが目的で豆乳を飲むなら、迷わず「成分無調整豆乳」を選びましょう。さらに成分無調整豆乳のなかでも大豆固形分が多いものを選ぶとより効果的です。また、いくら栄養価が高くても、口に合わなければなかなか続きません。自分の好みに合えば、多少栄養分は少なくても、調整豆乳や豆乳飲料を摂取するのもいいでしょう。ぜひ、「おいしい」と感じる豆乳を探してみてください。

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