世界中に広がりつつある海外における日本食の状況

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豆腐は、日本人にとって最もなじみ深い食材のひとつであり、生活するうえで決して欠かすことのできない存在です。しかしながら、豆腐やそのほかの大豆製品の言葉の由来を「ちゃんと説明できる」という方はそう多くはありません。

そこで今回は、いろいろな大豆製品の名前の由来や意味をご紹介していきたいと思います。これを読めばきっと、豆腐のことをもっと好きになるかもしれません。

豆腐の由来や意味

どうして豆腐は「豆が腐る」と書くのか、不思議に思ったことはありませんか?

実は、豆腐が中国から伝わってきたことに由来しています。中国において、豆腐の「腐」という字は「やわらかくて弾力があるかたまり」という意味を持ちます。したがって、「豆から作られるやわらかいかたまり」ということで、豆腐と名付けられたそうです。

ちなみに、豆腐のことを「やっこ」とも呼びますよね。これは大名行列の先頭を歩く「槍持奴(やりもちやっこ)」が語源となっています。槍持奴が着ていた半纏に書かれている紋が豆腐の形に似ていることから「奴豆腐」と呼ばれるようになり、それが転じて豆腐を「やっこ」と呼ぶようになりました。

そのほかの大豆製品の由来や意味

大豆から作られる食品にはさまざまなものが存在します。そこで、大豆製品それぞれの特徴や名前の由来などを紹介したいと思います。

絹ごし豆腐

絹ごし豆腐は、成型する際に圧力をかけずに作られるため、なめらかな口当たりになります。名前の由来は、絹の布でこしたようになめらかできめが細かい食感を持つため、絹ごし豆腐と呼ばれます。ただ、実際に絹でこしているわけではありません。さまざまな料理に用いられ、なめらかな食感を生かすには冷ややっこや汁物などがおすすめです。

木綿豆腐

絹ごし豆腐と同様、木綿豆腐も昔から親しまれている豆腐です。型枠に敷く木綿の布が名前の由来です。絹ごし豆腐は型枠に入れるだけなのに対して、木綿豆腐は重しを乗せて圧力をかけるため食感が固めになります。そのため、形が崩れにくく、焼く・煮る・炒めるといった調理法が向いています。

高野豆腐

高野豆腐は、豆腐を凍らせたのち乾燥させて作られます。いったん凍らせることから「凍り豆腐」とも呼ばれています。たんぱく質と植物性脂質を豊富に含み、長期保存が可能なので、東北や信州地方では保存食として親しまれてきました。また、和歌山県の高野山で作られたのがもともとの発祥で、その山の名前にちなんで「高野豆腐」と呼ばれます。関西では精進料理によく用いられ、味が染みやすいので煮物やスープなどに使われます。

おぼろ豆腐

おぼろ豆腐とは、固まりかけの豆腐を器にそのまま盛った豆腐のことを指します。ほろほろとした見た目が、「おぼろ月夜のもやもやとした状態」に似ていることが名前の由来です。型枠に入れず、豆腐のかたまりを器に寄せることから「寄せ豆腐」とも呼ばれ、これをざるに盛って水切りしたものは「ざる豆腐」と呼ばれます。そのまま食べられることが多く、醤油や塩などをかけるだけでおいしくいただけます。

豆乳

豆乳は、水につけた大豆をすりつぶし、それを水と一緒に煮て、こして作られます。大豆から簡単に作ることができるため、昔は牛乳や母乳の代用としても飲まれていたそうです。はじめて商品化されたのは1977年。最近ではさまざまなフレーバーの豆乳商品が登場しており、健康飲料として日常的に飲まれることも増えてきました。中国や台湾では「トウチアン」として朝食でよく飲まれています。

まとめ

日本人にとってなじみのある豆腐や豆乳。「口にしたことはあるけど、名前の由来までは知らなかった」という方も多いのではないでしょうか。歴史や由来を知ることで、よりおいしく楽しく大豆製品をいただけます。

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参考: