国内外から大注目!日本の伝統的な食文化について

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日本の伝統的な食文化「和食」。和食は、その美しい見た目や素材を生かした味わい、ヘルシーさといった特徴があり、国内外で人気を博しています。また、2013年には「ユネスコ無形文化遺産」に登録され、さらに注目されるようになりました。今回はそんな和食について解説。注目される理由や、注目されている主な食材などについてご紹介します。

日本の伝統的な食文化

日本社会の変化にともない、国内での日本食は縮小傾向にありました。しかし、2013年に「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことで、和食が国内外で注目を集めはじめました。そして、今では空前の和食ブームともいえる状態になっています。実際、海外の日本食レストランの数は急速に増加。2006年は約2.4万店だったのに対し、2013年には約5.5万店、2015年には約8.9万店となり、2017年には約11.8万店です。

なぜ注目されるのか?

ここで、なぜ和食が注目されているのかについて解説します。和食が注目を集める理由は、和食が持つ特徴に他なりません。その特徴とは、以下のようなものです。

多種多様な食材

日本の国土は南北に伸びていることに加え、海も山もあります。さまざまな気候があり、表情豊かな自然が広がる日本。そこには、多種多様な食材が眠っています。いわゆる「郷土料理」が各地に存在し、地域ごとに根付いた独自の食文化を形成しているのも日本の特徴です。

素材の味を生かした調理方法

「塩もみで余分な水分を出し、野菜の甘味を引き出す」「油は最小限に抑え、味付けはシンプルにする」など、和食は素材の味を生かした調理技術や調理道具が発達しています。

栄養バランスが整っていてヘルシー

和食の基本スタイルでもある「一汁三菜」のように、栄養バランスの整った献立が和食の特徴です。また、発酵食品や「だし」を上手に使う和食は、動物性油脂が少ないためヘルシー。日本人に肥満体型の人が少なく、寿命の長い人が多いのは、和食が健康に役立っているからだといわれています。

見た目が美しい

おいしさはもちろん見た目の美しさにもこだわるのが和食です。料理に合う器選び、盛り付けた際の色合い、主役の料理を引き立たせる飾り付けなど、細かい部分にまで気を配っています。

注目されている主な食材

次は、和食に使用されている食材のなかでも、特に注目されている代表的なものをご紹介しましょう。

魚介類

寿司や刺身など、和食に魚介類は欠かせません。また、おいしい「だし」が出るのも魚介類の特徴です。魚ではマグロ・カツオ・サバ・イワシなど。そのほか、エビやカニなどの甲殻類、アサリやハマグリといった貝類もよく使われています。

海藻類

「だし」に欠かせない昆布、味噌汁の具材として使われるワカメなど、海に囲まれた日本では海藻類も和食では定番です。ちなみに昆布は、大半が北海道で生産され、真昆布や利尻昆布など地域によって味や香りが異なる品種がいくつかあります。

野菜

とにかく種類が多い野菜は、キャベツ・大根・人参・トマト・ナス・キュウリ・ネギ・白菜など、挙げるときりがありません。それぞれに旬があり、季節ごとに異なった表情を見せる野菜は、四季の移ろいを感じられる食材としてもピッタリです。

きのこ類

シイタケ、マイタケ、シメジ、エノキなど、きのこ類も和食を構成する大切な要員です。高級食材としても知られるマツタケは、人工栽培が難しいため自然に発生したものを収穫するしかなく、秋の風物詩にもなっています。

豆類

えんどう豆、インゲン豆、黒豆など、豆類も和食の代表的な食材です。また、和のスイーツに欠かせない「あんこ」に使われる小豆、醤油・味噌・納豆・豆腐などに使われる大豆も忘れてはなりません。特に豆腐は、使い方次第で多様に変化するヘルシーな食材として注目されています。

和食の魅力を知ればより楽しめる

さまざまな魅力がある和食は、世界に誇れる日本のカルチャーであることは間違いありません。ブームだからという理由で和食を食べるのも結構ですが、ぜひこの機会に「和食が持つ魅力」に焦点を当ててみてください。そうすればきっと、より和食を楽しむことができるはずです。

参考: