日本人にとっての豆乳は、飲料として最初に認知されました。
当時の豆乳は、日持ち向上のための高温レトルト殺菌によってたんぱく質が変成し、「おいしくない」というイメージを定着させてしまいました。
でも、私が九州で豆腐作りに初めて出会った時、一番感激したのは、実はその豆乳のおいしさでした。搾りたての、豆腐を固める直前の豆乳は、甘い香りがし、ポタージュのような味がしました。
「搾りたてのこのおいしさを伝えたい!」
それが、豆乳作りをはじめたきっかけでした。
食の技術はどんどんと進み、今は豆乳の味も良くなりました。でも、お豆腐屋さんが豆腐を固める直前の搾りたてのものとは全く違います。
昔、「食術」という言葉があったそうです。
一つ一つの食材を、部位ごとにその特性に合わせて調理する知識と技術です。
食べ物に無駄はありません。
神様は人間に必要な栄養を、おいしく味わえる形で、様々な食材を与えてくれてます。
そんな神様から与えられた素晴らしい食材を活かしきって提供できればと思います。
人を幸せにする方法。それは、おいしいもので健康になれること。
私たちは、少しでも多くの人たちに、あらゆる食の場面を通じて健康と笑顔をお届けできる「食術の伝道師」そんな会社を目指しています。
