調理師免許を取得するメリットとは?調理師を採用する側の利点も紹介

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レストランやおすし屋さん、病院・社員食堂など、調理に関する仕事といってもその種類は多岐にわたります。調理師の免許を持っていなくても、料理をする職に就くことはできますが、免許を取得するといろいろなメリットがあります。
そこで今回は、「調理師免許の概要」や「取得するメリット」、お店側の視点に立った「調理師を採用することのメリット」などについて解説していきます。

調理師免許とは

「調理師」とは、食品の栄養や衛生、適切な調理法などの知識を持つ料理のプロ。調理師になるには調理師試験に合格する必要があり、試験は原則年に1回おこなわれます(都道府県によって異なる)。
受験にかかる費用は、おおよそ6000円前後。マークシート方式で実施され、合格率はおおよそ60%と比較的受かりやすいといえます。受験資格は「2年以上の実務経験(週4日以上かつ1日6時間以上勤務)」となっており、社員としての勤務経験でなくパート・アルバイトでも受験が可能です。また、独学で試験を受ける以外に、専門学校に行って調理師免許を取得する方法もあります。

専門調理師・調理技能士とは

料理に関する免許としては「調理師」が一番有名ですが、実はそのうえに「専門調理師・調理技能士」という資格も存在します。調理師の受験資格が「2年の実務経験」なのに対し、専門調理師・調理技能士では「6~8年の実務経験」が必要とされ、さらに高いレベルが求められます。
調理師免許と異なる点として、料理のジャンルごとに免許が設けられていることが挙げられます。「すし料理」「中国料理」「給食用特殊料理」「日本料理」「西洋料理」「麺料理」の6つのジャンルに分けられており、専門的な知識・技術を担保する資格となっています。

調理師免許を取得するメリット

では、調理師免許を持つことのメリットにはどういったものがあるのでしょうか? 考えられるものをいくつか挙げてみましょう。

正しい知識を得るきっかけとなる

調理師試験では、主に以下の項目についての問題が出題されます。試験がなければ自分でなかなか学べない分野ではないでしょうか。もちろん、調理師免許を持っていなくても調理を仕事にすることはできますが、資格の勉強を通じてあらためて正しい知識を学ぶ機会となりえます。

  • 公衆衛生学
  • 食品学
  • 栄養学
  • 食品衛生学
  • 調理理論

資格保持者として社会的信用を得られる

就職や転職の際には有利な場合があります。調理師免許を持っているということは、調理に関してある一定の知識・技術を持っていることの証明になるため、料理人としての社会的信用につながります。未経験者と比べて、給与の面で待遇が変わってくる場合もあります。

調理師が活躍できる場は多岐にわたるので就職先を見つけやすい

調理師が働ける職場にはさまざまなところがあります。レストラン、病院の食堂、介護福祉施設、社員食堂、保育施設など、挙げればキリがないほどです。料理人として就職する際には、調理師免許を持っていることが採用の大きなアドバンテージになります。

調理師を雇用することのメリット

では続いて、雇用する側のメリットを考えてみましょう。こちらもいろいろな利点があるので、確認していきたいと思います。

即戦力になる

一番のメリットは、即戦力となる人材を雇える点でしょう。調理師免許を持っているということは、調理の現場経験が少なくとも2年あり、栄養や衛生についての知識も持ち合わせているということです。採用してすぐに現場で活躍してもらえるのは大きなメリットではないでしょうか。

サービスの質やお店の信用が上がる

未経験の従業員よりも調理師のほうが当然、料理のクオリティは高くなります。また、接客についても実戦経験があることが多く、お客さんへの気遣いなど提供サービスの質向上にもつながります。

ほかの従業員のレベルアップにつながる

優秀な人材を採用することで、組織にとってもいい影響があります。調理師免許保有者の多くはほかの飲食店での勤務経験があります。そのため、これまで当たり前にやってきた物事も、また違った目線で見てもらうことができます。業務改善や作業の効率アップなど、自店舗に新たな風を吹き込んでくれるかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。調理師免許についていろいろとご紹介してきました。調理師免許を取得することで、正しい知識を身につけられ、就職も有利になります。採用する側からしても、即戦力を雇える、お店の成長につながるなど、調理師を採用することで得られるメリットがあります。免許なしでも料理人になることはできますが、調理師免許を持っているとなにかといいことがあるのでおすすめですよ。

 


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